私は私立の高校を志望していたため、私立と公立、それぞれの対策をしなければならなかったことが大変でした。授業はどうしても公立校対策がメインになるため、第一志望である私立校対策は自分で計画を立て進めていく必要がありました。私としては殊に早慶レベルとなるとその学校用の対策をしなければ合格は不可能だと感じていました。その中で私が第一志望校に合格できたのはBRESTという私にとって最適な環境があったからです。BREST無しでは他の受験生と同じ土俵に上がることすらできなかったでしょう。

　BRESTの先生方はいつも余裕があり、ピリピリしているということはありません。そのためとても話しかけやすく、雑談のついでに質問することができました。そんなBRESTは僕にとって最適な環境であったと思っています。

　早稲田大学高等学院の生徒の学園祭などでは皆が思い思いに自らの趣味などについて議論し学園生活を満喫していました。でも授業になると真剣な雰囲気で鋭い意見を述べる姿が見られ、そのメリハリに惹かれました。また、私の祖父はロシアとの関わりが深く、その影響で私も幼少期からロシアに興味を抱いていました。そこで、数少ない第二外国語でロシア語を学べる早大学院に魅力を感じました。私はロシアについて研究をするならばロシア人が書いた文章をそのまま読めるようになることが必須だと考えています。他人の訳した文章ではバイアスがかかってしまう為です。早大学院は早稲田大学の附属校である為、本来ならば大学受験に費やすことになる時間を、自らの興味の対象の研究に使うことができます。私はこの学院で、大学で、そして社会に出て、ロシアの研究をして日露間の友好関係を築きたいです。